いよいよワカメの刈り取りのシーズンが始まりました。
4月の終わり頃までは漁業中心の活動になります。
漁業班
昨年の11月にできたばかりの作業場です。風がゴウゴウ吹く日でしたが、中は暖かかったです。
女性…からまったワカメを一本ずつほぐして並べる。
男性…ワカメを乾燥機に入れる。終わったら絡まらないようにカゴに入れ、重量を計る。
仮設住宅サロン活動
塩害農地再生で収穫した白菜、大根の配給。戸数はそれほどありませんが1件ずつ回って配るのは結構労力使んですね。小さなことでも続けていくことの大変さを垣間見た気がします。
漁業班
2日目は収穫したわかめの釜揚げ、塩漬け。単純作業が妙にハマり職人気分に。休憩中はわかめの食べ方や、南三陸町の状況を聞きながら終始なごやかに活動させてもらいました。
初参加者 女性
作業をされているのがほとんどが80歳超えた方たちでしたがみなさん元気に作業されていました。とはいえ、年齢が年齢なので足が冷えたり、腰が痛そうだったりと体力的には大変そうな場面も。なんだか、被災地支援というよりも、田舎のおじいちゃん・おばあちゃん宅に行って、「たまには手伝うから」という感じで作業しているような気持ちでした。こういうひとつひとつのことを通じて、いつも南三陸をはじめ被災地のことを忘れずに、できることをしていきたいと改めて感じました。
常連参加者 女性
ワカメの芯抜き作業は膨大な量を果てしない作業をしながら、冗談を言ったり、いろいろお話しをしました。もちろん地震や津波のことも出てきました。けれど もその顔に悲しそうな雰囲気はありませんでした。なんと言うか、未来を見ている感じがしました。やっぱり仕事って大事だなぁ。その手伝いをさせてもらって幸せだなぁと思いました。たぶん二日間で、一生分のワカメを触ったと思います。そして、食べ物を出荷するのにこんなにも手間がかかると実感できたことは、 私の宝です。
常連参加者 女性
今回はわかめの収穫の時期ということで、みなさんも楽しそうでとても活気があり、うれしく思いました。わかめをお土産に、とたくさんいただき、わかめを見 たら思い出してね、また来てね、と言っていただきました。11月に他の場所で芽ばさみをしたこともあり、わかめの成長に感動もひとしおでした。次回も楽し みです。
次回40号は他団体と共催の為、レポートはありません。