volunteerbus40は他団体との共済の為、レポートはお休みです。
韮の浜1班、馬場2班、泊浜3班に分かれ、漁業支援を行いました。
漁業支援 泊浜班A
ワカメ芯抜き作業やりました。午後は風が強まり、海に近い作業小屋は時々話し声も聞こえないほど。 お母さんたちとお話ししながらの作業はとても楽しかったです。
漁業支援 泊浜班C
今回初めて行った漁師の作業場です。
夕方、作業が終わってから皆で歌津にある伊里前幸福商店街に寄りました。写真は地元のお土産を紹介する商工会のうたちゃんショップです。
伊里前幸福商店街 うたちゃんショップ
夜はボラバス関東恒例の被災者との懇親会です。
漁業支援 韮の浜班
昨日に引き続き、2名でメカブそぎ、ワカメ芯抜き作業です。 水揚げしてすぐだったせいか、昨日よりメカブがしっかりしているように思いました。そいだ後の芯は海に帰し、うに等のえさになること。何より驚いたのは、ワカメとメカブは同じ1本だったこと。ずっと食べてきたのに知らなかった! 韮の浜では10名の方が漁師をやめたこと。それでも来年にはワカメの収穫量は震災前に戻るであろうこと。色々な話を伺いました。
渡部さんの仮設に行くと経木の行灯を作ってました。
2011年のボラバスが南三陸に帰る度に渡部さんの仮設に寄って書いていたメッセージボードも天井まで増えました。
日曜午後
志津川のさんさん商店街で昼食、その後、防災庁舎へ訪れ、全員でお線香をあげました。
志津川病院とサンポートが解体され、震災当時の光景を残すのは防災庁舎と高野会館だけになりました。
鋤簾参加者 男性
今回は仮設から住宅に引っ越した漁師や母子家庭の仮設の方とお話しました。かつて避難所から仮設に移ると自立したと見なされ支援が無くなると言われてました。しかし、仮設は国からの支援が無くとも多くのボランティア団体の支援や交流が定期的にあります。 そして仮設から出ても、それでボランティアは交流は必要ないとは言い切れません。あの大津波の記憶は忘れる事は無いでしょう。 4月から高速無料化も終了する見込みです。将来、被災地に行く条件は厳しくなっても回数を減らしてボランティアで無く観光という形でも継続的に被災者との交流が続けていければと思いました。
常連参加者 女性
漁が再開されている様子が見れてとても嬉しかったです。しかし、まだやはり以前よりは生産が少ないようで、まだ支援は必要ではないかと思います。 けれど、利益のあることなので、いずれボランティアは入れないようになるということでした。以前と同じ、それ以上に生産ができ、ボランティアがいらなくなることは望ましいですが、途切れずに繋がりを持っていきたいと思いました。
次回予告
次回のバスは3月29日発「南三陸43号」です。今回が41号なのに番号が飛んでるのは次の番号が縁起の悪い数字なので、次回は43号になります。
因みに、漁師さんに聞いた話だと、漁船の「第〇〇なんとか丸」の〇〇も19など縁起の悪い数字は飛ばすそうです。