volunteerbus29 #17 南三陸29号 2012年6月22~24日

一時期参加者減少に悩んだ時期もありましたが、被災地向けバスを紹介するサイトに当バスの情報を載せたところ、問い合わせが殺到。その結果、すぐに定員オーバーになりました。 多くの人に当バスの良さを知って頂き常連になって欲しい思いから、今回はバス2台出す事になりました。

土曜日午前8時、南三陸町到着。ボラバス2台で防災対策庁舎に訪れました。

 

参加者全員で黙祷。

バス2台、参加者も倍なので的確な人員配置が必要になります。

どの現場に何人必要か、作業分担。

仮設住宅サロン班

漁業班

漁具の掃除をする

仮設に除湿財と殺虫スプレーを配るメンバー
仮設に除湿財と殺虫スプレーを配るメンバー

仮設住宅訪問班

仮設住宅に除湿財と殺虫スプレーを届け、ボランティアにして欲しいことを聞いたりお話を伺ったりしました。

農業班

斜面に柴桜を植える。

馬場の芝桜を植える作業の続きをしました。足元がぬかるんでいる中で斜面に穴をあけて植えていく作業は思ったよりハードでした。。。

 

 

特に役割を決めていたわけではありませんでしたが、自然と分担され、みんなで協力しながらスムーズに作業ができたと思います。

 

 

カッターでシートに穴をあける作業が大変だったので、はさみが数個あったらもっと早く作業できたかな。。。と少し悔やまれます。

常連参加者 男性

自分が現地の方にしてもらっていることに申し訳なく感じているとすれば、現地の方も同じように一方的にボランティアを受けることに息苦しさを感じるのではないかと思います。

自分が現地の方のためにしたことを喜んでもらえれば嬉しいように、現地の方もボランティアの方に喜んでもらえれば嬉しいのではないかと思います。親切に甘えることは良くありませんし、ボランティアをしに行っていることも忘れてはいけませんが、自分達が喜ぶことで現地の方を元気づけられる事もあるかもしれないと思いました。

 

 

常連参加者 女性

今回初参加の方が多かったですが、みなさん行動力があり、私の方が逆に助けられました。
被災地の方は何度も足を運んでくれる事をとても嬉しく思ってくださるので、今回だけでなく、今後もぜひまたみなさんと一緒に活動できたら私も嬉しいです^^

2日間ありがとうございました!

 

 

2台目のバス参加者の感想まとめ

  • ボランティアバスの運営は個人の負担によるところが大きい。参加者それぞれの持っている力を発揮できればいいと思った。
  • 仕事は短い時間ながらやり遂げて達成感を感じることができ、良く考えられていると感じた。
  • 現地に行って自分の目で見て当事者意識を持つことができるようになった。
  • 朝夕は冷えるので服装は温かいものを用意すれば良かった。
  • 現地の方とボラバスでファミリー的な運営をしているところが良いと感じた。なので段取りの悪さは気にならなかった。
  • ボランティアの活動が長続きするにはある程度の楽しさも必要でファミリー的なところがその秘訣と感じた。
  • 現地の方からは「いずれ来なくなるんだろうね」という言葉も出ていたので、今後もできるだけ参加してほしい。
  • 現地の方の役に立てたのかなと感じた。また機会を作って参加したい。
  • 良い環境で楽しくボランティアができた。
  • 現地の方の温かさ、やさしさに感動した。辛かった経験を話してくれ、強い人だなと感じた。
  • 遠くにいると感じられないけど、今回参加したことで色々と考えさせられた。 自発的なボランティア活動が良い。
  • 気持ち良くボランティア活動ができた。
  • 以前、参加したが、今回、現地の人に覚えてもらって感動した。
  • 新しく参加された方が溶け込みやすくなるように行動をすれば良かった。
  • 震災は辛い出来事だけれども、それによって繋がりができている面もあると感じた。
  • これから自分に何ができいるか考えていきたい。

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)