今年最後の活動になります。
枡沢仮設住宅や馬場生活センターでたこ焼き、お団子、どら焼き、たい焼き、珈琲を振舞いました。
炊き出しと似ているけど、目的は仮設住宅の人達との交流なので、どら焼きがいびつな形をしてたり焼くのが遅くても気にしないで焼いていると、おばちゃんが焼くのを手伝ってくれました。
無茶苦茶手際が良くて、一瞬で生地が無くなりました。
たこ焼きが一番人気で、住民の方達は、食べるよりも焼く方が楽しいらしくて、和気あいあいとたこ焼きをクルクルしていて、見ていて微笑ましかったです。さらに、焼けたたこ焼きを仮設住民自ら、配りに行ってくれてました!
大阪から来た参加者が本場のたこ焼き作りを披露。
枡沢仮設でサロン活動をしている時に、前からお会いしたいと思っていたヤンジーさんが来てくれて、少しお話する事が出来ました。ヤンジーさんの震災直後の活動の話、今までの話を聞けました。
活動終了後、みんなで尾崎神社の駐車場に皆既月食を見に行きました。
初めはみんな立ちながら見上げていたのですが、だんだん首が疲れて来たのでみんなで寝転ぶ事にしました。
寝転んで見たほうが、視界全体が空になるので綺麗に見えました。
長い流れ星もちょうど月の近くに流れたので、全員で同じ流れ星を見れたので記念になって良かったです(^^)
都会と違って夜は真っ暗。星が沢山見えます。天の川も見えました。
馬場生活センターで炊き出しをやりました。
馬場の生活センターでは、ちょうど子供達がそろばん教室中で、そろばんの邪魔にならないように静かに料理をしないと、と思ったのですが、たぶんうるさかったと思います。
キッチンと、隣の和室を使わせていただいて、和室の窓が出窓っぽくなっていたので、たこ焼き器とどら焼き用のホットプレートを出窓に置いて、対面販売(無料だけど)っぽくしました。
そうすると、たこ焼きとどら焼きが目立って、前日と比べると、どら焼きは全然うれていなかったのに、対面だとむちゃくちゃうれました!どら焼きの生地を焼くのが遅く感じた住民の方がもどかしいらしくて、中に入ってきて一緒に焼いてくれました(^^;)
常連参加者 女性
サロンのたこ焼きにもたついていたら、仮設住宅のお母さんたちが焼くのを手伝ってくれました。 子どもたちはいっしょに遊んでくれるし、おばあちゃんもたくさん話してくれました。 平成の森でも何から何までしていただいて、申し訳ない…と思いつつ、ほんまにうれしかったです。でも、やさしさに甘えすぎることなく、段取りよくきびきびと、少しは役に立てるようになりたい。
常連参加者 女性
サロン活動では焼けたたこ焼きを住民自ら、配りに行ってくれてました!たい焼きとお団子は人気はあったけど、焼くのに時間がかかり、住民も待つし、焼く係もあんまり住民と話が出来ないので申し訳ないなあと思いました。洗い物を持って集会所に入った時に、集会所で寛いでいるおばちゃん達に、飲んで食べてと、コーヒーと自家製お漬物を食べて、しばらく話しました。
枡沢仮設住宅は、南三陸の仮設住宅で一番最後まで抽選に外れ続けた人達の集まりの仮設住宅で、みんなバラバラの地区から来た人達だそうです。でも、仮設住宅の中に住民達が使える集会所があるおかげで、毎日みんな集まってお茶を飲みお漬物を食べて住民同士コミュニケーションが取れて仲良くなれたそうです。
常連参加者 女性
地震で多くのものを失った方々の辛さや記憶は取り除くことができなくても、こうしてたくさんの人が協力して何かをしてつながっていくことで絆がうまれて、それが被災された方々への新たな希望になっていくのだと思います。うまく言えないですけど、これからも自分に出来ることを続けていきたいですし、南三陸町の方のあたたかさが自分にとってパワーの源になっているので、また参加させてください。