311の震災で壊滅した南三 陸の養殖業。ワカメ、ホタテ、牡蠣…津波と一緒に流され全滅しました。今回が震災後、初めての養殖業の再開です。そのお手伝いを地元漁師から依頼されました。
ワカメの種挟みという作業をしました。
浮きの付いた長いロープにワカメの小さな小さな芽が付いた細い紐を、その長いロープに挟んでいきます。この小さな芽が3ヶ月で2m以上成長するそうです。漁船に乗ってロープを沈めてきました。ロープを海面に真っ直ぐ張るのが難しく、2回ほどやり直しましたが、まるで綱引きしてるみたいな力仕事でした。漁師の力強さと揺れる船体で自由に動き回ってる様子に驚きました。
種挟みをしたロープ
ロープ付いてる細い紐にワカメの芽が付いてます。これが3ヵ月後には巨大なワカメに成長するそうです。
枡沢仮設で被災者と一緒にたい焼きやたこ焼きを作って振舞いました。
ボランティアバス関東のサロン活動は一方的に振舞う炊き出しではなく、仮設住人と一緒に話しながら料理を作ります。今回も「あら、私もたこ焼きつくってみたいわ~」と仮設の方が交代でたこ焼きづくりに参加してくださり、とても楽しく交流させていただきました。初めて来た仮設なのにかなりフレンドリーな雰囲気で、帰りは皆で記念写真を撮って見送りまでして頂きました。
常連参加者 女性
前回とても心に残っていた「ちばのり店」に今回も行く事ができましたが、ちょうど他の団体さんと一緒になり混雑していて、のりが売り切れ寸前でした。
沢山の人が足を運んで現地で何かを買うことも大切な援助のひとつだと感じました。 (しおのりは本当においしいですよね★)
これからどんどん本格的に寒くなり、被災地の方々は大変ですね…。 私はカウンセラーではないので、心のケアをする事はできませんが、一緒に笑って楽しく過ごす事も大切な時間だと考えています。自分にもまわりの方にも無理 のない形で今後もボランティアに参加させて頂きたいと思いますので、また一緒になった際はみなさんよろしくお願い致します!