volunteerbus16 #4 南三陸16号 2011年9月30日~10月2日

前回(南三陸3号)、老夫婦が津波で半壊した家を毎日仮設住宅から通って掃除しているのを知り、直接その方に「何か手伝えることは無いか」とお話を伺い、次回来た時に清掃すると約束した家です。

地元で先祖代々漁師を務めてきたTさん。新築したばかりの家は311の震災による大津波で無残にも半壊状態でした。毎日高台にある仮設から降りてきて、洗濯物を干したり掃除をしてました。

 

周りの家は殆ど全壊でしたが、そこの家は新築したばかりで新しい耐震基準のせいか、半壊状態で残ってました。老夫婦の希望は「またここに住みたい。」そして、狭い仮設では息苦しく、毎日、自宅に通い洗濯や掃除をしていたそうです。

皆で家主に挨拶。リーダーが人員配置等の指示を出し、ヘッドライト持参のメンバーが床下に潜り砂だし。凄い量の砂でした。

女性陣は砂を土嚢袋に入れたり拭き掃除をお願いしました。皆、全身砂だらけになりながらも夕方には終了。

漁港周辺の草むしりをしました。 漁師達は11月から始まる養殖業の準備で忙しいので中々除草まで手が回りません。3時間程ですが、 まだまだ暑い中、皆で草むしりをしました。

常連参加者 女性

今回砂出ししたお宅には今まで一度もボランティアが入ったことがなかったそうです。 おばあちゃんと草刈りをしながら津波のときのお話や、ご家族でまだ行方不明の方がいらっしゃることを聞きました。 周りの人たちの手前もしかしたら誰かに話したくてもずっと我慢していたのかもしれないと思いました。見ず知らずの私たちにせっかく話してくださったのだから、草刈りの手を止めてしっかり向き合ってお聞きできればよかったと思いました。

参加者のブログを紹介します。

ヒラコーマサックのきまぐれブログ

http://ameblo.jp/speedstarsleader/entry-11038085453.html

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)