volunteerbus38 #26 南三陸38号 2013年2月1~3日

土曜日は韮の浜仮設のサロン活動と馬場中山での漁業支援の2班に分かれました。

韮の浜仮設住宅サロン班

たこ焼きを焼くのは若い子に任せ、ひたすら洗い物やスタンバイをしていたので、地元の方とお話する機会は多くはありませんでしたが、お母様方が白菜のお漬け物やたくあん、たらし焼き?ワカメの和え物などを差し入れてくださり、みんなでいただきながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。

また、坂を下ったところにいらっしゃるお母さんにたこ焼きをお持ちした時に、コーヒーとお菓子をご馳走になりました。お母さんは『年寄りのおもてなしだか ら』と言い、恥ずかしそうにコーヒーを煎れて下さいました。インスタントコーヒーなのですが、お母さんの優しさが出ているようで、他のどんなコーヒーより も美味しかったです。『食べることは生きること。』『笑うことも生きること。』自分達が焼いたたこ焼きによって、いつもと違う会話になったり、笑顔の時間 が少しでも多くなれば良いなぁと願うばかりです。

漁業班

馬場中山でわかめ収穫に向けて作業場の片付けや、壊れた網を再生するための作業をしました。網の修理では網が大きくて一見、どこが破れているのか分からないのですが、もう使えないということで穴のあいた網をハサミで切ってロープから切り離す解体作業を行いました。ロープはまた使うのでハサミで傷つけないように切り離し、丸めて紐で縛るというのを繰り返しました。

前日と同じ馬場中山で漁具の修理作業をしました。

常連参加者 女性

帰りのバス車内で、韮の浜仮設住宅サロン班の方から被災者の方の貴重なお話を聞かせてもらい、私も勉強になりました。もうすぐ二年がたちますが、目に見える復興もたくさんあるけど、まだまだ忘れてはいけないと改めて感じました。

 

 

初参加者 男性

今回、2ヶ所でお話を聞かせて頂き、皆さんの強さを感じるとともにこれからの不安も感じました。平成の森では、現在引きこもっている人はいないとのことで した。(韮の浜仮設住宅では質問していないので分かりません。) しかし、先の見えない生活で抱えきれない不安に押しつぶされそうになるだろうなぁと思い ました。実際に、震災後精神的な病にかかる方が多いのが現状。心の支援大切ですね。

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)