volunteerbus37 #25 南三陸37号 2012年12月28~30日

今年最後のボラバスです。

漁業作業

土曜日の午前と午後、ワカメ工場の排水パイプ用の穴掘り作業をやりました。この場所は震災の瓦礫置き場になっていたので土に石やコンクリート片が混じっていて、掘るので予想外に苦戦しました。

午後から班分けして漁船の船体塗装作業。サンドペーパーで剥がれかかってる古い塗装を慣らし、船体専用塗料を刷毛とローラーで塗ります。4人で作業したけど、応援呼ぼうかと思ったほど予想外にハードでした。

懇親会

夕食は活動先の漁師も招いて仮設の方と懇親会です。この日も盛り上がりました。

 

暖かくなったら外でバーベキューしながら交流します。

傾聴ボランティア

平成の森サッカーコート仮設住宅の「あずま~れ」・サッカーコート仮設住宅の集会室で仮設の方とお話。さまざまなお話を聞きました。地震の話、家族の話、思い出話・海の話など。仮設住宅は1住戸の面積が広くないので、集会室のような広い部屋があると他の人とも話せるし、体が伸ばせるし、集会室までの移動も軽い運動になってとても良いとおっしゃっていました。

マンボー!!

お昼は志津川のさんさん商店街に行きました。そこの魚屋の軒先に入荷した魚が置いてあり、その中にマンボーがありました。関東じゃ水族館以外では見ないんじゃないでしょうか。以前渡部さんに捌いてもらいお刺身で頂いたことあります。

初参加者(九州在住) 女性

関東の皆さんのように参加することは難しい状況ですが、今回私の見てきた現状を知ってもらうことはできないかと思案しています。心のケアの大切さと、それに対する手が全然足りていないことについては、遠く離れた九州からでも応援できるのではと考えています。今回住所を教えていただいた方々との文通から始めたいと思いますが、「ボランティアバス九州支部」として何かお力になれることがあれば、おっしゃってくださいませ。たったの2日間でしたが、いろいろと学ばせていただき本当にありがとうございました。

 

 

常連参加者 女性

いつもお世話になっている仮設の方から「いっそ津波で死んだほうがよかった。」という言葉を聞きました。経験していない私にはかける言葉もありませんでし た。でも、いつか、あの時死ななくてよかった、と思っていただける日が来るように少しでも力になれたらと思います。大事なのはこれからです。

 

 

初参加者 女性

津波の被災地もガレキが積んであるままだったり、コンクリートの基礎がそのまま残っていたり、復興にはまだ時間がかかるのだと目で見て実感しました。初めての参加であまりお役に立てなかったかもしれませんが、また機会をつくって継続的にボランティアに参加したいと思っています。ありがとうございました。

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)