volunteerbus36 #24 南三陸36号 2012年11月22~25日

今回は月曜日の祝日を挟み、3泊4日の活動になります。

オクトパス君と並び南三陸町で有名なお土産「ホタテキャンドル」の工房に訪問しました。スタッフが1ヵ月後に迫ったクリスマスに向け、クリスマスバージョンのホタテキャンドルを作ってたので見せて頂きました。そして工房代表のお孫さんの誕生日祝いのプレゼントを渡し、スタッフと暫しの歓談。

漁業班

馬場中山で浮きの塗装 山から作業用木材の運搬 新しく建てた作業所の屋根取り付け作業の手伝いをさせていただきました。屋根の上での作業中 作業を地元の方が お金があれば業者に全部任せるのに・・・っと、ぼやきつつも電のこ・電動ドリル・墨つぼを慣れた手つきで使いこなす姿が印象的でした。

農作業班

浮き上がってきてしまっている野菜に土をかぶせたり雑草を抜いたり、渡部さんが機械で土を耕し、その上にビニールシートをかぶせる作業などを行いました。慣れない作業だったので、あまり思うようにお手伝いができませんでしたが、屋外での作業は気持がよかったです。

わかめ用ロープの浮きの清掃や、今まで使っていたロープの整理・補強の作業をお手伝いしました。わかめを育てる為の作業工程は山済みと実感 わかめの種挟みもロープによって 異なることも初めて知りました。そして、雨の日はわかめの種挟みができないことも(真水にあたるとわかめが死んでしまう為)少しずつ覚えた、一連のうちのホンの一部の作業工程ですが、継続してお手伝いすることでより力になれるように思うのと今まで以上に深い絆を築けていけたらと思いました。

松島観光

夜は仮設住宅の方達をバスに乗せ、一緒に松島に紅葉ライトアップを見に行きました。ライトアップされた銀杏が池に映り込んで綺麗で池に引き込まれそうでした。現地の皆さんもとても楽しそうにされていました。

最終日は午前中のみの作業で時間も限られていることもあり、早朝6時半からわかめの種挟みをさせていただきました。

常連参加者 男性

ボラバスに参加する度に、現地の方との心の絆が深まっていくように思います。私が最初にボラバスに参加させていただいた時に、ボラバスが現地に行くことを続けることが重要だと常連の方が仰っていましたがその通りだと思います。現地の方にとってはボラバスが行くだけでも、心の支えになり、受け入れてくれる仮設の方が元気になっていただくことで、間接的に他の方にも貢献できるかもしれません。
去年に比べると、今は現地で作業をするよりも心のケアをすることが重要になっているという話もありましたので、サロン活動や懇親会など、現地の方との交流の場も大切にするべきだと思いました。(もちろん作業を通しても、作業中に現地の方とコミュニケーションをすることもできると思います)そういう意味では、これまで出来ていませんでしたが自分も離れていても、定期的に現地の方と連絡を取ろうと思います。

 

 

常連参加者 女性

やっぱり歌津の方たちはあたたかいです。心からほっとします。きっと辛い思いは被災した当時と変わらないし、もっと辛いこともたくさんあると思うのです が、それを感じさせない明るさとたくましさがあります。このボラバスに参加してからたくさんの人と出会う事ができ、私の人生とても楽しくなりました。地震なんてなければよかった。でもなかったら今の出会いはなかったのだと思うと複雑だけど出会いへの感謝の気持ちが大きいです。

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)