volunteerbus35 #23 南三陸35号 2012年11月2~4日

漁業班A

漁業場の片付けを手伝わせて貰いました。新しく出来た作業場で、これから新たに始まる仕事のお手伝いが出来たこと、この道具はこういう風に使ってこんなに高価なんだよ、などなど色々な話しを聞かせて貰うことが出来て嬉しかったです。休憩中に、震災の時の話しを冗談まじりに、話してくれたのを聞いて当時の状況の辛さを改めて感じました。

漁業班B

修理完了した漁船を台に載せて運ぶ補助をしました。

畑 班

津波をかぶってしまった畑仕事のお手伝いでした。諸事情あり急遽沖縄出身の4人組の中に入れていただきました。玉葱の苗を植え、キウイとキクイモの収穫、畑倉庫の整理。

カラオケ

夜は仮設住宅の方と懇親会。その後、漁師とボラバス参加者でカラオケに行き、親睦を深めました。

使わなくなったテントの解体と前に植えていただいた芝桜の雑草取り。解体のほうはあっという間に終わりましたが、雑草取りは急な斜面に四苦八苦。きれいな花が咲くといいなぁ。

仮の物置場から新たに出来た新しい倉庫に、漁業に使うタコの仕掛けや、紐などを運びました。作業の合間には、タコの仕掛けの説明をしてくださったり、紐の種類、浮きの説明、船のことなど色々お話が聞けて楽しかったです。

常連参加者 女性

仮設住宅にお邪魔して、ボランティアの方からの手紙を沢山見せて貰いました。全て大切に保管されていて、返事を書いた手紙もコピーして保管されていていました。小学生の子が返事用に50円を同封している手紙もありました。こうやって繋がった絆を絶対やめられないと学さんは言っていました。私達も、一生繋がっていたいと思いました。夜は、渡部さんもカラオケに来てくれて一緒に歌い本当にお父さんみたいな関係になれたことを嬉しく思います。

 

 

初参加者 女性

仮設住宅にお招き頂き、初めてお邪魔させてもらいました。お部屋にみんなでギュウギュウに押しかけて、お話しできて楽しかったです。ぷらっと来て帰る。手 足を伸ばして眠る。そんなことでも悪く思えてしまいました。でも、そういう考えを持ち、後ろ向きになるのではなく、寄り添えるなら寄り添い、出来ることが あればやらせて頂く、それが誰かの救いになるのであれば、どんな形であれ継続していきたいと思いました。

 

 

常連参加者 男性

休憩中に伺ったお話。多くの犠牲者を見おくってきた現地のお坊さんが、最近自らその後を追って逝ったこと。被災者と支援者が力をあわせて作り上げた「未来 道」を、行政は活用どころか認知すらしていないこと。ようやく見えてきた希望と、いまだ残る無力感が隣り合わせの、複雑な空気感。心の底から笑えるのは、 もう少し時間がかかるのかな、とも思いました。

 

 

常連参加者 女性

 今回も「おかえり」と気持ちよく受け入れていただき、嬉しかったです。勝手に親戚が増えたような気になっています。またきっと来るから、それまで元気でいてね。そう思いながら帰りのバスに乗り込みました。

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)