volunteerbus21 #13 南三陸25号 2012年4月13~15日

仮設住宅サロン活動班と漁業班の二手に別れました。 班分けの時にどちらへ行きたいか希望を聞くんですが、相変わらず男性でサロン活動希望は少数です。今回も枡沢サロン活動班の紹介をします。

枡沢仮設住宅
枡沢仮設住宅

HP担当の宮口は代表の津田さん以外で唯一男性で子供達相手のサロン活動をしています。

 

たまに女性メンバーも子供達と一緒に遊んでくれますが、20代後半でも子供達に「おばさん」って言われちゃうのでショックなのか長続きしません。お母さんの年齢に近いんでしょうか。お母さん以外の大人=おばさん!?

女性参加者の皆さん、初対面でいきなり子供達に”おばさん”って言われても気にしないで下さい ね!他のサロン参加の女性メンバーも言われてるので!!

 

 

たこやき作りに、口が達者な小学生の男の子たちが参加し、たこ焼きがごま団子状態に。。。ーー;

枡沢仮設のサロン活動は被災者のお母さん達とたこ焼き作ったり、手芸したり、お喋りしたりまったりしてるんですが、そうしてると子供達が我々ボラバスメンバーに「鬼ごっこしよう!」って誘ってきます。毎度の事です。

 

「今、たこ焼き作ってるから!これ終わったらね」など、一緒に遊ぶのを後回しにしようとすると「つまんない~」って駄々をこねます。しまいにたこ焼きにイタズラして中々ストックが出来ません。

 

 

やっと4パック完成!

かけっこしようと誘われ…
かけっこしようと誘われ…

こういう時に外で子供とずっと一緒に遊んでくれるパワフルでフレッシュなメンバーが3人くらい居てくれると(たこ焼き作ってる方は安心して作業できるし)心強いんですけどね。

当HP担当宮口(身長184cm)が子供にせがまれ児童用自転車に乗って仮設一周!

百均でイチゴの香りのするシャボン玉液を事前に購入。現地で子供達とシャボン玉遊びをしました。

津田代表が仮設の子供達と遊ぶ
津田代表が仮設の子供達と遊ぶ

5歳の男の子、ひろクンと一緒に猫を見に行ったり、7ヶ月の女の子のルナちゃんはとても和ませてくれました。最後のお別れのとき、ひろクンは私達が見えなくなるまで高台から大声で「バイバーイ」と手を振ってくれ、胸にじんわりと来るものがありました。 本人は無意識だろうけど、喜びを表現するダンスがとても可愛くて、もう一度見たいです。

朝3時半起床で4時過ぎからわかめの刈り取りのお手伝いをしました。(漁師は日の出前にワカメを刈りに行くので)津田さん、起こしてくれてありがとうございました。

 

 

皆さん気さくで色々話しかけてくれ、ラジオを聴きながら和気藹々と作業をしました。単調作業といえど力仕事で、これを毎日こなされていると思うと脱帽です。

帰りのバス車内での事。

東北道上り線で埼玉に入った時に上空に白い光がぼんやり浮かんでました。

 

ドライバーの津田さんが「あ、UFOだ!」と叫ぶと車内は騒然。たしかにヘリコプターでもジェット機でもない”ぼんやり白い光”が浮いてます。

空に浮かぶ怪しい光。

 

 

 

やがてPAで休憩に入ったので、カメラを最大ズームして怪しい光を撮影してみたら…

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正体は飛行船でした!

 

船体に文字も書いてありますね。

常連参加者 男性

今回、枡沢のサロン活動をメインにやりました。 出発前に、枡沢の子供達と遊ぶため、100均でシャボン玉液と花のおもちゃを買って持って行きました。 仮設の子供と輪投げして遊んでましたが、「輪投げうちにもあったの。でも津波で全部無くなっちゃった。」と言ってました。 こんな小さな子供も津波の恐ろしい体験をしたんだと思うと辛いです。子供達にも覚えて貰えるように枡沢でのサロン活動に今後も参加したいです。

 

 

常連参加者 女性

私自身は反省点ばかりですが、升沢仮設でも最初は恥ずかしがって話ができなかった子がママがいなくても遊びに来てくれるようになったり、ささいな事ですが継続しなければ成り立たない事もたくさんあると思うので、これからもそれぞれのペースで交流ができたらと思います。 また、こうしている今も辛く苦しい思いで悩んでいる方は数えきれないほどたくさんいらっしゃると思います。
1回1回の活動に無駄な事は何ひとつありませんが、「心のケア」という点ではまだまだ改善できるところがたくさんありそうですよね。私も以前たこ焼きをお部屋に持って行ったらおばあちゃんが「お茶飲んでいってよ~」と声をかけてくださいました。時間がなくてゆっくりできませんでしたが、やっぱりみなさん話をしたい気持ちは同じですよね。
サロン活動は体力を使う事はありませんが、被災された方との関わりが深く持てるという点で難しくもあり、得るものもたくさんあると思います。
みんなで意見を出しながら、せっかくの貴重なボランティア活動を充実させていきたいです。
私ももっと意見等積極的に出すようがんばりますー!あ、それと仮設の方への毛糸や布も自分の荷物に入る程度に集めたいと思います。

 

 

常連参加者 女性

一緒に作業させていただいた方は、自分の浜はなくなってしまったけど、ここで手伝わせて貰えて嬉しいのと、自分が生きてる間は自分の浜は無理だとう諦めと入り混じった話をされてました。希望と絶望といつも隣り合わせで生きてらっしゃるのがよくわかりました。
ワカメの質問をすると生き生きされるのが印象的でした。

 

 

常連参加者 女性

私は11月のワカメの種挟みから体験させてもらい、成長したワカメの刈り取りや仕分けをしました。 実際に自分が携わったのでとても愛着があるし、獲れたてを食したので南三陸のワカメは思い入れが強いです。
家族や知人に頂いたワカメやメカブをおすそ分けしました。ボランティアに参加したことで南三陸の良さとワカメを自信を持って人に進められるのは成果のひとつだと思いました。

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)