今回も2班に分かれます。
枡沢仮設集会場でサロン活動をするサロン班と漁港に行き、去年の11月に種挟みした養殖ワカメを刈り取り、製品の為の加工作業をする漁業班です。
それでは、ワカメ作業の漁業班を紹介します。
11月のワカメの種付けから収穫作業としてはほんの一部の手伝いですが、震災後 復興への小さな一歩に係わることができた事は自分にとってとても意味のある貴重な経験でした。
当日は風も無く穏やかな海でした。
あの小さな芽だったワカメが凄い事に!
11月には5cmほどだったワカメが海中で2m以上に成長していて嬉しかったです。
大きな鎌?でワカメを海水から引き上げます。
刈り取ったワカメを作業場まで運びます。
参加者でメカブの原型を見たのは初めての人が多かったのでは無いでしょうか。
漁師の方が「これみんなでやると楽しいから、次の日が本当につまらない」と話していました。一緒にいる時間が楽しい分あとが辛くなるようで、とても複雑な気持になります。
懇親会
夕方、2班が合流。順番にお風呂に行ってボラバス恒例の現地の方と夕食を共にする懇親会です。
そういえば今日は雛祭り! 学さんの「雛祭りやろう!」の一声で、この後雛壇作って配役を交代しながら記念写真撮りました。
前日に引き続き、ワカメの芯抜き作業をやりました。
収穫するのはもちろん力作業、ワカメを塩漬けにするのも、塩を洗い流すために水槽に漬けてあるワカメをかごに取り出すのも、茹でるのも、茹でたワカメをほぐすのも全部力作業! これを漁師のご夫妻が普段からされていると思うと頭が下がる思いです。
大船渡のワカメの初競りで最高値を記録したと今朝もニュースになったりしていますが、南三陸のワカメはどうだったんだろうな~と思います。これだけの苦労からできるワカメなので今後は東北のワカメ(できれば南三陸のを)買いたいなと思います!
お昼は皆でバーベキュー。 マルジンさんからホタテを頂きました。
この日は毎回大阪から夜行バスに乗って集合場所の新宿に来る常連参加者の細見さんの誕生日だったので、皆でハッピーバースデーを歌いました。
解体されると言われてる防災対策庁舎。 全員でお線香をあげました。
南三陸町に震災前の賑わいが戻ってくる事を心から願います。
常連参加者 女性
ワカメのめかぶを取る作業をしているとき、漁師さんから「これだけ人数がいると早いよね・・・朝2時(←朝と言うのか?)から海に出て日が出ると沖に戻ってワカメを茹でたりする作業して、1~2人でめかぶ取りしてると嫌になちゃうよ。みんなでやるかと楽しいから。」と、仰いました。私たちボランティアは 特別な能力がなくても 現場で賑やかに作業することで少しは癒しになっているのかもしれません それと同時に私も癒しを受け取っている気がします今後もボラバスがある限り 可能な限り現地に足を運びたいとおもっています。