volunteerbus18 #6 南三陸18号 2011年10月21~23日

出発前から現地では雨の予報でした。予報は的中。活動先の歌津は雨でした。

あいにくの雨の中、午前中は尾崎神社周辺のゴミ(発泡スチロール、木片、ビニール、ビン、缶など)の収集をしました。 風でもっと遠くに飛ばされたのか思ったより少なかったのですが、放っておいても土には戻らないので細かいゴミまでできるだけ拾うようにしました。 津波が押し寄せた柵の外側のほうが断然ゴミが散乱していましたが、悪天候であることと命綱が必要な場所での作業はできないということでやれませんでした。

予報通り朝から大粒の雨。レインコート、長靴着用で津波で打ち上げられた漁具やゴミなどを指定場所に集め清掃をしました。

 

歌津崎は海面まで20mくらいある断崖絶壁が何箇所もありますが、壁面にも大量の瓦礫が付着しています。勿論、我々ボランティアは危険な場所での活動は出来ません。何時か震災前の綺麗な景色に戻る事を願います。

夜は平成の森のキャンプ場をお借りして、仮設の方々と一緒にBBQをしました。 照明・水道が使えて屋根付きトイレすぐそば、仮設からは距離があるという好立地です(笑)

漁業班と清掃班2班に分かれて作業しました。

 

浜班は浜に行って土嚢に砂利を詰める重り作りです。 カキの養殖に使う(んでしたっけ?)ために200袋作ったとか。 前日とは打って変わってお日様さんさんでとても暑かったので、作業はしんどかったと思います。写真の生活センター班は、日ごろお世話になっている生活センターの掃除をしました。 大広間、トイレ、玄関、入口を清掃しました。

 

 

 

写真は生活センター大掃除班の様子。ゴム手袋が小さくて手にはまらない!

常連参加者 女性

仮設の方々との交流の割合が大きかったかなと思います。今は災害ボランティアのニーズが変わってきているということを実感しています。力仕事系と交流系の2種類に分けるとすると、私もガッツリ作業したいタイプなのでバランスが難しいところですが、でもやっぱり一番は被災地の方々が今何を望んでいるかだと思うんです。 そしてそのバランスをある程度反映できるのがボラバスの特徴だと思っていますので、バランス感覚を大切に今後の活動に繋げていければと思っています。

 

 

常連参加者 男性

今回の活動はこれまでの経験してきたそれとは違い、非常に被災者の方々やそこの地域と密接な関係を築いた上でそのニーズをきめ細かに拾い上げて活動しているのだなと感じました。実際被災地では、泥出しや瓦礫撤去等の見えやすい作業はほとんどなくなってきて、被災者の生活面や精神面のケア、生活立て直しのサポート等と緊急回避から復旧のフェーズへ移行してきています。被災者の方々とボランティアが共に試行錯誤しながら歩んでいかなければならないのだなと実感しました。

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)