送料は着払いとさせて頂きます。また、振込確認後の発送になります。

お買い上げ合計金額が5000円以上の場合は送料無料になります。

全5種類

A:マダの木 無地

B1:赤松/杉の花びら

B2:赤松/杉の花びら

C:赤松/杉のライン

D:赤松/押し花

クチバシカジカ工房

 代表 渡部 正行

宮城県本吉郡南三陸町志津川天王山38-7

町営志津川東復興住宅J棟103

 電話/FAX0226-29-6423

 

復興住宅へ引っ越し、電話/FAX番号が変わりました。

お越しの際は事前に連絡を下さい。

 

<経歴> 渡部正行 1948年7月2日生まれ

  • クチバシカジカ工房代表
  • クラシックカー愛好家グループ 気仙沼クラシックカー倶楽部代表
津波で全壊した自宅前に立ち尽くす渡部さんと愛車カローラクーペ1400SR
津波で全壊した自宅前に立ち尽くす渡部さんと愛車カローラクーペ1400SR

2011年3月の東日本大震災で南三陸町歌津泊浜にあった自宅が津波で全壊。

それまで勤めていたタクシー会社も被災し、全員解雇となった為に職を失いました。同年5月まで平成の森避難所で避難生活をしながら水道局の臨時雇用のアルバイト(登米市等の津波で被災してない近隣の臨時給水所で各都道府県や自衛隊から派遣された給水車のタンクに飲料水を給水する仕事)をしてました。

平成の森避難所入り口
平成の森避難所入り口

2011年6月、避難していた総合スポーツ施設”平成の森”隣接のサッカーコート、テニスコートに南三陸町で最初の仮設住宅が完成し、抽選で当選した避難者が順次入居。

運良くテニスコート仮設住宅に当選した私は避難所から仮設住宅に移り、新しい生活が始まりました。

 

しかし、続く余震、避難所向け物資は貰えない、仮設住宅の水道は飲用出来ない(浄水場被災の為、蛇口から出る水は塩分濃度が高い)、仕事の事もあり、精神的に参ってる状態が続きました。

ボランティアとの思い出のメッセージボード
ボランティアとの思い出のメッセージボード

2011年7月、余震も頻繁に続き、先の見えない生活で精神的、肉体的に落ち込んでるとき、クラシックカー仲間や関東からやってきたボランティアバス関東(関ボラ)さんに何度も助けられました。

仮設住宅の食卓兼寝室として使っている4畳半の狭い部屋にはボランティアとの思い出のメッセージボードを作り、訪れるボランティアの数と共にボードも増えて、やがて天井まで増えていきました。夜寝る前や食事時、それに辛い時も、このボードを見て、ボランティアとの楽しかった出会いや思い出を力にどんなに励まされた事か。

やがて、南三陸町は土地の造成など、彼方此方で土木工事が始まりました。

私も現地雇用の職に就く為、多賀城市まで重機の資格を取りに通いました。

資格取得後、地元で職探しをしている時に妻の体調が悪くなり、精密検査の結果、徐々に体の自由が失われる難病が発覚。介護が必要になりました。

 

外で働く事が出来なくなり困り果てていたところに経木を使った製品作りを教えて頂き、群馬県桐生市の工房で修行、帰ってからは仮設住宅で病気の妻のリハビリも兼ね、一緒に制作を始めました。

 

やがて、高台移転、復興住宅整備が進み、私も仮設住宅を出る時が来ました。

 

震災後に沢山のボランティアと出会い、笑顔と元気を分けて頂いた”辛い事ばかりで無かった”思い出のある避難生活からの船出です。

実家のあった泊浜からは離れるけど、妻の病状を考え、病院の近くに出来た志津川の復興住宅へ引っ越しました。

 

いつの日か南三陸町に震災前の活気が戻りますように。
いつの日か南三陸町に震災前の活気が戻りますように。

大規模災害時に、東京からボランティアバスを実施しています。

ワカメの仕分作業(南三陸号)
ワカメの仕分作業(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
BRT体験試乗(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
復興商店街で夕食(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
塩害畑再生作業(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
大工仕事お手伝い(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
買物バス運行(南三陸号)
作業具を積み込み(南相馬号)
作業具を積み込み(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)
竹の伐採作業(南相馬号)